手術には予約が必要です
お電話でもご予約は可能です。なお、術前検査や術後の健診には予約は不要です。
術前検査
安全に手術を行うための大切は検査です。当院では、身体一般検査、血液一般検査、血液化学検査、血液凝固検査、レントゲン検査、心電図検査を実施してから、手術に臨みます。なお、感染予防のため、犬と猫では、1か月以内のノミ・ダニの予防(必須)と1年以内のワクチン(1歳未満は最低2回の接種、任意)が必要です。
手術に備えて
手術当日の午前0時以降は、いつもの食事は与えないようにお願い致します。午前9時までは、当院からお渡しした流動食であれば、食べていただいても結構です。お水は、お家を出発されるまでは飲んでもらっても結構ですが、控えめでお願い致します。なお、犬猫以外の動物では、絶食絶水は不要です。
午前11時半までにご来院ください。できるだけ早めにお預かりできるよう配慮はしておりますが、原則受付順ですのでご了承ください。同意書のご記入やご説明などでお時間が掛かることがございますので、時間に余裕を持ってご来院ください。
手術
去勢手術は、3名(術者1名、麻酔1名、器具助手1名)、避妊手術は、4名(術者1名、手術助手1名、麻酔1名、器具助手1名)体制で行います。人の医療でも定評のある、オリンパス社製の電気メスとジョンソン・エンド・ジョンソン社製の合成吸収糸PDSIIを使用しております。切り傷が綺麗に治るように、皮膚の縫合は医療用のホッチキスや皮内縫合で行います。
術後
通常、その日の夕方には退院できます。犬の去勢と避妊、猫の避妊では、患部を舐めないようにする服がありますが、猫の去勢では、エリザベスカラーを付けていただくことになります。
夜間にお困りごとがあった場合は、お気軽にご連絡ください。当院では、夜間の救急診療にも対応しておりますので、どうぞご安心ください。
通常、手術日から3〜4日おきに3回ほど、再診に来ていただく必要があります。
その他、手術の手技、術後に気をつけることなど、気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
以上、去勢と避妊手術の大まかな流れとなりますが、時に、例外的なこともございます。ご了承ください。
youtubeでも詳しく説明しております。是非ご覧ください。
映像制作・協力:株式会社メディアート 様